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音楽レビュー

熱くなれるガレージロック曲が入った名盤ランキングBEST5

こんにちはピーナッツです。がなるボーカル、生々しいドラム、うねるベース、ノイズタップリ轟音ギター!すぐそばで演奏しているかのよなライブ感がたまんないですっ。そんな音楽をガレージロックって言います。ガレージロック最高っ!ムシャクシャしてるときに聴くとスカッとするしストレス発散にもなるっ。そんなわけで今回はテンションが上がる、熱くなれるガレージロック名盤ランキングです。

 

Contents

ガツンとくる音!テンションが上がるガレージロック曲が入った名盤ベスト5

第5位 [Superfuzz Bigmuff] マッドハニー

オルタナティブロック、グランジなどのジャンルに分類されてるアメリカのバンド、マッドハニー。 ニルヴァーナのカードコバーンですら、「あのバンドにはかなわない」って言ったほど。めっちゃガレージロックしてますっ。痛いほどに荒削りな演奏が生々しいっ!頼りないリズム隊にヘロヘロのボーカル。

ギターはこれといって目立ったリフはなく、ノイズをかき鳴らし続ける。キャッチーのかけらもなく、サビなんてものはない。でもその潔さがロックって感じっ。俺たちこんなんだけどロックを楽しんでるぜっ!みたいな。全てをさらけだす飾らない音。こんなんもたまにはいいですよっ。

とにかく演ったもん勝ちみたいなノリがあるんだよな〜。いつも聴きたくなるアルバムではないけど、たまに無性に聴きたくなります。嫌なことを全て忘れさせてくれる轟音の塊。大音量で聴きたいアルバムですっ。


Mudhoney – Touch Me I’m Sick [OFFICIAL VIDEO]

ノリノリのライブ映像がいい感じっ!

第4位 [ブルース] キングブラザーズ

「ブルース」ってアルバム名だけど、ウィスキーを飲みながらまったりしっとり演ってるわけじゃありませんよ。ベースがいないのにガツンとした分厚い音を聴かせてくれます。煽るような語り調のボーカルが個性的ではじめは「んっ?なんじゃこりゃ」って思うかもしれないですけど、聴いてるとそれがカッコよく思えてくるんですよね〜不思議と。

根底にあるのはブルース。ブルースむき出しなんだけど、ここまで太く激しくそしてダイナミックに自分たちの音で表現できるバンドはそういない。かっけーよ。キンブラ!


KING BROTHERS「MONSTER」

第3位 [狼惑星] ギターウルフ

日本が誇るガレージロックバンドと言えばギターウルフに決まりっ!アメリカでも人気のあるバンドなんです。そのギターウルフの中でも特に名盤なのがこの「猿惑星」。1発録りで録音されたライブ感あるサウンドが良いですね。

1発録りとはバンド全員がいっせいのせで同時に録音するやり方。スタジオで録音したライブアルバムみたいなものですね。 普通はドラムをまず録音して、次にベース、ギター、ボーカルという風に音を重ねてとっていくんですね。

ギターウルフはスタジオアルバムでも生のライブ感を出すために1発録りのレコーディング方法にこだわってます。 いやーしかしこのアルバム、感情剥き出しの荒削りな演奏がたまらなくカッコイイです!とにかく熱い。ノイズとか雑音とか走ってるとかモタついてるとか、そんなん関係ないっ。今しか出せない熱い想い、空気感、熱気をアルバムに封じ込めるんだ、という想いが伝わってくるようですっ。

それこそギターボーカルセイジの汗やツバが飛んで来そうな勢いっ。かなり前のめりに突っ込んでるギターもいい。完璧じゃないのが凄くカッコイイんですっ!


Guitar Wolf 『Jet Satisfaction (Official Video)』

このアルバムの曲ではないですけど、ギターウルフ全開の曲!

第2位 [ギアブルース] ミッシェルガンエレファント

日本のガレージロックアルバムのベスト3に入るアルバム。と僕は勝手に思ってます。アメリカでも売れたアルバムでこのジャンルで日本のバンドが売れるのは異例だったらしいですね。このアルバムを一言で表すなら「ガツンとくる音」です。ここまで図太く芯のある音を出せるバンドはそういませんよっ。

ちょっとワルな感じのダーティな雰囲気もいいですね。しゃがれた声でがなるチバのボーカル、テレキャスのジャキジャキした音を掻き鳴らすアベのカッティングギター、ウエノのゴリゴリしたうねるベース、タイトだけどノリもあるクハラのドラミング。

4人が一体になって掻き鳴らす轟音の固まりにガツンとやられますっ。このアルバムステレオでなくモノラルなのがいい。真ん中にある音が一つの塊になって力強く鳴ってるから。 アルバムの最後までエネルギー全開なので気合い入れて聴くべし。


ダニー・ゴー(Live) / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

第1位 [Raw Power] イギー&ザ・ストゥージズ

アメリカのガレージロック永遠の名盤。ガレージロック、パンクの祖といったらこのストゥージズでしょ。 1973年発表でもう45年生近く前のアルバム。この時代にこんな轟音をかき鳴らしていたかと思うと凄まじいなって思います。シャウトしてキレまくるイギーのボーカルが圧倒的な存在を放ってますよね。

2曲目や4曲目のようにどことなく漂うdoorsっぽい暗く湿った雰囲気の曲も深みがあっていいです。 ただ一曲目のインパクトが強すぎっ。この突進性と破壊力はヤバイっ。この一曲だけでもぜひ聴いてほしいです。いつ聴いてもテンション上がるしスカっとするアルバムですっ。嫌なことを全部ぶち壊してくれますっ。サーチアンドデストロイっ!


Iggy And The Stooges – Search And Destroy | Live in Sydney | Moshcam

おわりに

どうでしたか?汗臭くて男臭いロック。それがガレージロック。聴いててテンション上がるしスカッとしますよ~。