こんにちはピーナッツです。メガデスのキャッチーな面が全開した「Youthanasia」から3年後に発売された「Cryptic Writings」。「Youthanasia」のキャッチーを残しつつもアグレッシブ感が増した名盤です。
ユースアネイジアが好きな人なら問題なく受け入れられると思いますが、「Rust In Peace」以前のメガデスを求める人はあまり好きになれないかもしれないですね。
Megadeth – Almost Honest
1-Trust
ギターのマーティンフリードマン曰くメタリカのエンターサンドマンを意識して作った曲。メタリカに追いつけ追い越せって感じでかなり気合を入れていたらしいです。曲のテンポやタイプなどは確かにエンターサンドマンに似ていますね。ヘビーなドラムから入ってギターリフが絡んで徐々に盛り上がっていくところがいいですね。サビのボーカルもキャッチー。
2-Almost Honest
ヘビーなギターリフから始まる曲。ヘビーなギタリストに乗せて囁くようになaメロ、そして一気に明るいメロディに変わるサビとの対比が面白い曲です。全体的な印象はポップで明るい曲。
3-Use The Man
アコースティックギターとボーカルだけで始まる、ややカントリー色を感じる曲。そういえばこのアルバム、カントリーのメッカ、ナッシュビルでレコーディングされてるんですよね。その影響もあるのかもしれません。途中ヘビーなギターリフが絡んでいきます。曲の終盤までスローテンポで進んでいきますが、終盤にテンポアップしてギターソロに突入、サビ、ギターリフで締めくくります。この終盤部分がカッコイイですね。
4-Mastermind
テクニカルなギターリフで始まるミドルテンポの曲。デイブらしい音程感のない吐き捨てるようなボーカルがカッコイイ曲です。
5-The Disintegrators
このアルバム一曲目の速い曲です。短いイントロからいきなりボーカルが入ります。二段階に盛り上がるサビがいいっ。やっぱり速い曲は聴いててスカッとしますね〜。3分弱のコンパクトな曲。
[6]I’ll Get Even
落ち着いていてムーディーな感じの曲です。味のあるベースライン、優しく歌うボーカルが印象的です。
[7]Sin
アメリカンロック的な明るさを持ったミドルテンポのナンバー。
[8]A Secret Place
幻想的なイントロで始まるメロディックな曲。 パワーバラード的な感じだけど、アグレッシブな部分も結構あってカッコイイ曲ですよっ。
[9]Have Cool, Will Travel
この曲も7のような明るい雰囲気のロックナンバー。ブルースハープの音にはビックリしましたね〜。う〜んメタルではないな。
[10]She-Wolf
切れ味鋭いギターリフの刻みを聴いた瞬間、キターって感じでしたっ。男気溢れるaメロから一気に突き抜けるサビ、ブリッジからのギターソロ。めちゃカッコイイです。ツインリードのハモリといい、アイアンメイデンを彷彿させる正統派なメタルチューンですね。アルバムの中でもキラリと光るキラーチューン。
[11]Vortex
[10]She-Wolfからの流れでこの曲もカッコイイです。このアルバムの中で一番ギターリフがキレてる曲です。テクニカルでクールリフをこれまでかってくらい弾きまくってます。緩急をつけた曲展開、これこそメガデスっ。
[12]FFF
アルバムのラストは疾走感溢れるナンバー。突進するような攻撃的な感じがいいです。
さいごに
ラストの3曲の流れがカッコイイです。全て速い曲。途中で飽きてきたら、10曲目から聴いてみてはください。目が覚めますよっ。