こんにちはピーナッツです。今日はメガデスの名盤 Peace Sells But Who’s Buyingの紹介です。1986年に発表されたメガデスのメジャーデビューアルバム。メジャーでの初アルバムとあって力の入れ方がハンパないですね。
このバンド、元メタリカのボーカルギターのデイブムステインがリーダーであり、作詞作曲も手掛けています。このデイブムステインのリフ作りの才能を惜しみなく出した感じがしますね。その時にあるアイデアを全て詰め込んだかのような素晴らしいギターリフが詰まっています。
リフに次ぐリフ、カッコいいし緊張感が途切れないから飽きないんですよね。他のメガデスのアルバムと比べてもスリリングだし、狂気で満ちていて初期メガデスらしいアルバムって感じがします。
Contents
鳥肌モノのカッコイイ名ギターリフの数々
オープニングを飾るのはwake up dead。ライブでも毎回演奏される人気の曲です。アルバムの中で一番尖っていて、荒々しくてメチャカッコイイ曲です。ふてぶてしいボーカルが最高っ!
大きく分けて3部構成になっていてめまぐるしく変わるハラハラドキドキの曲展開がこれぞメガデスって感じ。4分弱の曲なんだけど1曲で3曲分楽しめる。ギターリフもソロも文句なしにカッコイイです。
続くThe Conjuring。 地の底に引きずり込まれそうな怪しげなイントロで始まる曲。弾きまくりのギターソロ、ザクザクと刻むスラッシーなギターリフがカッコイイ曲。
Peace Sellsはノリのあるベースソロで始まる、ハネるようなシャッフルビートの曲。ボーカルは結構キャッチーな感じです。こういう曲もカッコよく聴かせるところがセンスあるなって思いますね。アルバムの中にこういう変化球があると聴いていて飽きないです。
Devils Islandは まさにデビルスアイランド。悪魔が出てきそうな重厚なイントロ、そこから軽快なギターリフの刻み。 サビのボーカルは一緒に口ずさめるくらいキャッチー。陰と陽の対比がカッコイイ曲もですね。中間部の高速単音リフからの怒涛のギターソロの流れが聴きどころです。
クライマックスは[5]Good Mourning _ Black Friday。アコースティックギターのアルペジオから静かに始まる曲。スローテンポで進んでいくんだけど、やっぱり途中でテンポアップ。カオス的なギターソロ、クールなギターリフ、そして攻撃的なボーカルが加わります。
曲初めの静かな雰囲気は全くありませんっ。そう考えると2曲つながってるような構成ですね。だって後半は怒涛のハイスピードスラッシュチューンになってますもん。
[6]Bad Omenは狂気に満ちたイントロ、ドロドロとした雰囲気からキレ味の鋭いギターリフに展開するところがカッコイイです。リフメーカー、デイブムステインの才能を感じる曲。
[7]I Ain’t Superstitiousは アバンギャルドな感じで始まる異色の曲。オシャレな感じなんだけどやはりこの曲も途中で疾走します。期待を裏切らないっ。
[8]My Last Wordsは アルバムのラストを飾るのにふさわしいアグレッシブなのナンバー。 クールなリフのハイスピードチューン。ボーカルもギターもドラムも全てテンションが高くて最高のスラッシュチューンです。ベースラインも結構弾きまくってて目立ってますね。ギターソロに入る前のドラマチックな雰囲気、そのあとのメロディアスなギタソロ、サビ、そしてそのまま曲が終わるって流れがカッコイイ。
さいごに
今回あらためてこのアルバムを聴いてみて、ホントこのアルバムってカッコイイなって思いました。メタル好きのツボにハマるっていうか、速くなってほしいとこで速くなったり、ソロがきてほしいとこでソロが来たり。さらに新しいカッコよさを発見できて良かったです。おそらく、絶対10年後20年後も聴き続けるアルバムだと思います。