8年ぶりのメタリカのニューアルバムが届きました!その名も「Hardwired…To Self-Destruct」。タイトルからしてタフで力強い感じがしますね~。11月18日の発売日にAmazonから届いたので早速聴いてみました。何曲かはリリース前にYouTubeで公開されてたので知ってましたが、こうやってアルバムの中の一曲として聴くとまた印象が違いますね。
アルバムの中でもピカイチのキラーチューンですっ!キレ味鋭いギターリフとテンションの高いジェイムズのボーカルがカッコイイ! 重厚なイントロがカッコイイ!タフでマッチョな曲ニューアルバムの印象
僕が感じた印象はこうです。デスマグネチック的な曲に初期の頃のアグレッシブさと中期の頃の整合性を足した感じ。デスマグネチック5、ブラックアルバム3、キルエムオール2って感じかな。
全体の雰囲気を色で例えるなら黒って感じ。デスマグネチックは久しぶりのツインリードのハモリや多彩なギターリフなどで驚かせてくれましたが、歯止めが効かなくやり過ぎなところがあったと思うんですね。このアルバムはそこらへんが上手くコントロールできていると思います。
歌メロにしてもギターリフにしてもフックはあるんだけど、メロウになりすぎてない。丁度良いところでやめているのがいい。そのさじ加減がカチッとまとまったタイトな演奏に上手くハマっていてカッコイイです。 ただ今までにない感じの新しい曲も入っています。 ベースの存在感が格段にアップしたのも印象的でした。
音質も良くなりましたね。各楽器の音量バランスがでかすぎることなく整えられてると感じました。前作は音の生々しさを生かすためにエフェクト処理を最小限に抑えてましたが、今作はボーカルを際立せたりドラムを聴きやすくしたりと積極的にエフェクトを使ってるように感じました。
曲構成にも整合感がありますね。長い曲でもダレないのがいい。無駄な部分はできるだけ削ぎ落としてるように感じます。
CD1
Hardwired
破壊的なイントロからはじまるスピードチューン。タフでマッチョでダーティな雰囲気。メタルコアっぽさを感じる勢いのある曲ですね。シンプルでわかりやすい構成もグッドです。
Atlas, Rise!
デスマグネチック流イントロから、キルエムオールのノーリモース辺りを彷彿させるギターリフ。直線的なこのギターリフがカッコイイ。サビのボーカルとギターのユニゾンが印象的。最後のサビでジェイムズ節で「アトラスライ~ズッ」って叫ぶところがカッコイイです。
Now That We’re Dead
直線的なギターリフの刻みから入るミドルテンポの曲。熱さを抑えた落ち着いた感じの曲だけど、広がりのあるサビのボーカルで一気に盛り上がります。
Moth Into Flame
曲構成やメロディラインが名曲クリーンピングデスを思わせる。ザクザクと刻むギターリフに乗る歯切れのいいボーカルがクールです。途中で疾走するドラムがこれぞメタルって感じで良いです。ドラマチックなギターソロに続くメロウなサビが耳に残りますね。
[5]Dream No More
超重低音のうねるようなギターリフで始まる曲。 この曲は今までにないタイプの曲だと思いました。ボーカルラインはaメロはキャッチーなんだけど、その後無機質なメロディになるところが面白い。
[6]Halo On Fire
重厚でドラマチックツインギターのハモリではじまる曲。aメロはクリーントーンのギターをバックに静かな歌い出し。一気にサビで盛り上がる。力強い男気溢れるボーカルがカッコイイ。中間部のツインギターのハモリがまた壮大な感じ。
CD2
Confusion
重厚なイントロから始まるヘビーな曲。軍隊の行進をイメージさせる曲。ブラックアルバムにありそうなタイプのカッチリまとまったタイトなイントロ。ボーカルラインはメロディアスで印象的。耳に残るメロディです。
ManUNkind
クリーントーンのギターから静かに始まる曲で、メタルジャスティスのころの雰囲気を感じるイントロ。その直後、破壊的でヘビーなギターリフに変わる。ゆったりとしたテンポでうねるようなグルーブ。サビのボーカルラインがメロディアスでこれまた印象的。ジェイムズのボーカルが力強くてカッコイイです。
Here Comes Revenge
カークの吠えるような轟音ギターで始まるミドルテンポのヘビーな曲。じっくりと歌い上げるaメロからサビに向かう展開がいいですね。
Am I Savage
ワウの効いたカークのギターから始まる曲。一瞬ジミヘン?かと思ってしまったゼ。これは新しいタイプの曲ですね。スローテンポの曲でタイトなドラム、地をはうようなヘビーなベースラインがカッコイイ。突き抜けるようなサビが爽快です。
[5]Murder One
ギターのクリーントーンのアルペジオから入る曲。スローテンポのドッシリした曲で、ちょっとイントロが「for whom the bell tolls」を彷彿させる。ギターはハネるような感じのデスマグネチック流リフ。
[6]Spit Out the Bone
2枚目で唯一のスピードチューン。一気に駆けぬける疾走感がカッコイイ。アルバムの最後を締めくくるのにピッタリの曲です。歌い出しからテンションが高いボーカルがしびれますっ。ギターリフもキターッ!って感じのキレ味鋭い納得のリフ。中間部でのトゥルージロのベースソロもいいですね。
そこからブリッジ、荒々しいギターソロ、ツインリードのドラマチックなハモリ、メロディアスなボーカル、テンポを落してヘビーでアグレッシブなギターリフ。そしてまた攻撃的なギターソロ。この流れが最高に鳥肌です。このアルバムで一番カッコイイ曲!7分という曲の長さを全く感じませんね。
おわりに
ニューアルバムハードワイヤードはサビが盛り上がる曲が多いですね。個人的にはもう少しメロディ感がない曲も欲しかったなと思います。まあでもタフでマッチョでカッコイイアルバムであることは間違いないっす。僕は2枚目のほうが好きですっ。