こんにちはピーナッツです。80年代のバンドブームで活躍したバンド、ジギー。ジギーと言えば当時のトレンディドラマ「同級生」の主題歌で使われた「GLORIA」が大ヒットしましたね。今日はジギーの3枚目のアルバム「ナイスンイージー」の紹介です。
1989年にリリースされた本作はジギーにとって初めてとなる海外レコーディングで制作されました。 その影響なのかわかりませんが、このアルバムとにかく音がいいです。音質がクリアだし、音の分離感が丁度よくて各楽器の音がきちんと聴こえるんですよね。
一言で言うと聴きやすい音ってことです。その分荒々しさとかダイナミズムが衰えた感じもありますが。曲によってはホーン系の楽器が取り入れられてゴージャスな雰囲気になった感じがします。
アルバム全体を通して捨て曲はないですね。特にシングルカットされた3、6が光ります。抜群のメロディセンス、一発で好きになりました。
Gypsy Blooded
ホーンとドラムの絡みから入るミドルテンポの曲。ハードだけどセクシーなムードが漂う曲。
What Can I Do (Under Control)
ドラムだけで始まり、ベース、ギター、ホーンと絡んでいくイントロ。テンポのいい曲展開が聴いていて心地よいです。サビのキャッチーなメロディが印象的っ。
One Night Stand
ギターリフから始まりリズム隊が絡んでいく高揚感のあるイントロ。サビで最高潮に盛り上がる森重のツヤのあるボーカル。歌詞といい、曲の雰囲気といい旅の始まりを予感させる素晴らしい曲ですね。間違いなくキラーチューンですっ。
ONE NIGHT STAND-ZIGGY
Stardust Blues
ブルージィーなスローチューン。イントロのホーンがまた渋いっ。切ない気持ちを歌い上げるタメの効いた森重のボーカルがいいですっ。
[5]Not So Easy
悲しげな雰囲気のイントロで始まるミドルテンポの曲。終始暗いムードが漂うがボーカルメロディは美しい。
[6]Sing My Song (I Just Want To Sing My Song)
スピード感溢れるキャッチーな曲。聴いていると自然に前向きにな気分にさせてくれる曲です。闇のなかをさまよっていたんだけど、パッと目の前に光が指して道が開けていく。そんなイメージをさせてくれる歌です。突き抜けるようなサビでの、伸びのあるボーカルがたまらないですねっ。
ZIGGY – Sing My Song
[7]Shout It Out Loud
ジギーの曲でベスト3に入るギターリフのカッコよさです。アグレッシブなんだけど知能的な感じのするクールなギターリフです。ボーカルも吠えまくってるし、歌詞も曲も最高のロックチューン。やっぱジギーはこういう曲で真価を発揮しますね〜。
ZIGGY – SHOUT IT OUT LOUD (Live 1989)
クラブチッタ川崎でのライブ。出たしのギターソロからのギタリフーへの流れがカッコイイっ。この時の森重さんのファッションってガンズのアクセルローズそのものっ。
[8]Sweet Surrender
ポップでキャッチーでノリがある曲です。サビの爽快感がたまんないですっ。 909_Deep Inside ヘビーなイントロではじまるミドルテンポのナンバー。トーンを落としたaメロから始まり、ハイトーンで歌うbメロ、サビへの展開がいいですね。
[9]Sweet Sound
テンポのいいノリノリのロックンロールチューン。 明るく弾けるサビがいいですね。
[10]Close Your Eyes
アコースティックギターのストロークからはじまるバラード。静かな朝の森で小鳥が冴えずんでる。この曲を聴くとそんなイメージが湧いてきます。優しくて温かい各楽器の音色がいいですね。aメロでは優しく歌い、サビでテンションが上がるボーカルは絶品。コーラスのハーモニーも美しいです。