「70年代ロックっていいな」ってつくづく思う。最近ちょっと精神的に疲れてることが多いんだど、70年代ロックを聴くと癒されるんだよな~。心にじわ~っと染み込んでいくっていうのかな。70年代ロックは僕にとってのヒーリング音楽なっている。
Contents
70年代ロックのススメ
まずは70年代ロックの良いところを紹介しますっ!
程よい音量で聴くといいっ
爆音で聴いてスカッとするというよりは、程よい音量で聴くのがいい。80年代、90年代ハードロック、ヘビーメタルなんかは、爆音で聴いて盛り上がるんだけど、70年代はなんだかそういう気分になれない。
70年代ロックはなんだか温かみのある音がするからかな?
アナログ感たっぷりの音がいいっ
パソコンを使ったデジタルレコーディングが主流になった今では、とうてい出せない音が70年代ロックにはある。それが70年代ロックの良さのひとつでもある。
テープへの録音だから録り直しが何度もできるわけではない。少ないテイクの中で生まれた音。
そこにはアーティストの本気の演奏があるし、スタジオの熱気、空気感が感じられる。何度でも録り直しの利くデジタルレコーディングでは出せない味。
デジタル世代になってから、クリアな音質とかできるだけ音圧を上げるとか、そういうことが重要視されてきたようだけど、良い音楽ってそういうんじゃないよな。クリアな音質、音圧を上げることで失われるものもある。
人それぞれ好みがあると思うが、僕はちょっとしたノイズなんかが入っちゃってるほうが人間味があって好きだし、音圧を上げすぎた音は楽器の生々しさが薄れてくるのであまり好きではない。
個性がある
70年代ロックはギターの音ひとつとっても、「この人しか出せない音」っていう個性を持っている。リッチー・ブラックモア、ジミーペイジ、ポール・コゾフ、エリック・クラプトン、ジョン・レノン・・・
数え上げればきりがないが、個性的な音、声を持ったアーティストばかり。
癒される70年代ロックおすすめ名盤紹介
前置きが長くなったけど70年代ロックおすすめの名盤を紹介する。凹んだ時にパワーをくれるアルバムを4枚選んでみた。
FIRE& WATER[FREE]
僕が他の記事でも良く取り上げる、70年代ロックを代表するバンドFree。ブルースをベースにした程よい感じのロック感がいい。
ギターもベースもとろけるような甘さがあるし、なによりボーカルのポールロジャースのハスキーな声がたまらない。たぶんジジイになっても聴き続けるアルバム。
FREE – FIRE AND WATER(STUDIO LIVE 1970)
Lou Reed[Lou Reed]
決してがなり立てない脱力感たっぷりのボーカル。ビート感のあるリズム隊とのギャップが個性になっているんだろうな。ルーリードしか出せないこの危ういバランス感覚がクセになる。「まあテキトーにやろうや」って思わせてくれる。
Lou Reed LIve 73 I Can’t Stand It
The Rise & Fall of Ziggy Stardust & The Spider from Mars [David Bowie]
デビッド・ボウイは間違いなく70年代グラムロックを代表するアーティストのひとりである。この人しかだせない世界感と独特な歌いまわし、リズム感に最初は戸惑った。
だけど聴いている内にいつのまにかトリコになっていた自分がいた。ぶっきらぼうな中に繊細で美しいメロディが見え隠れする。実はキャッチーな楽曲が多いってことに後で気づいた。
聴けば聴くほど味が増すスルメ度の高い名盤!
David Bowie Starman (1972) official video
LAYLA & OTHER ASSORTED[DEREK AND THE DOMINOS]
70年代ロックを語る上で欠かせないのがエリッククラプトンでしょ。彼は甘い音色のギタープレイだけでなく、ボーカルもとろけるように甘い。
疲れた心にじわ~っと染み渡るメロディがいい。特に1曲目の「I looked away」のメロディは最高っ。
程よい感じのポップさとロックさのバランスがいい。前に進んでゆくポジティブな心、全てを包んでくれるような優しさを感じる。
Eric Clapton (with Derek And The Dominos) – Layla ( Live 1984)
さいごに
他にも名盤は数多くありますが、パッっと出てくるのはこの4枚かな。
良く聴くCDがそういうジャンルのものが多いのかもしれないけど、僕の中では70年代ロックは癒し系の音楽になってま~す。
今の音楽ばかり聴いている人にとっては古臭い音に感じるかもしれませんね。でもそこに味があり、温かさやぬくもりを感じるところなんですよね。
音楽で癒されたい人は70年代ロックをぜひ聴いてみてくださいね~。それではまた。
70年代ロックが好きな人はこちらの記事もどうぞ
https://atumori.biz/entry/2017/06/15/064234/