今日は80年代から90代に活躍した日本のロックバンド、ジギーのクールキッズというアルバムの紹介です。1990年リリースの4枚目のアルバムでジギー史上最もハードロック感のあるワイルドなアルバムです。
ギターを全面に打ち出したサウンドでブルーをベースにしたヘビーでボトムの効いた曲ばかりですね~。彼らが影響を受けたと言っているエアロスミス、モトリクルー路線全開のサウンド。そしてハードロックに歌謡曲風のメロディを乗せた、ジギーのオハコである歌謡ロックもしっかり入ってます。
[01]Wisky, R & R And Women
この曲のスリリングなギターリフを聴いた瞬間、このアルバムへの期待感が高まりますね。アグレッシブでスピード感があって、ハードロック全開な曲です。
WHISKY R&R AND WOMEN (1992)
[02]Wasted Youth
鋭い切れ味のギターリフで始まるミドルテンポの曲。ベースの戸城作曲で戸城らしい、ブルースをベースにした骨太な曲です。
[03]PASSION REDのおまえを抱いて
森重節が炸裂するポップで爽快なナンバー。ハネるようなリズムに乗せた極上のメロディがたまらないっす。
[04]Too Lazy To Be Good, Too Serious To Be Wild
2に続きドッシリとボトムの効いたタフな曲。極端全体覆っているかのようなスモーキーな雰囲気がいいですっ。バットボーイズっ!
[05]I Want You To Kiss Me Allnight Long
ブルジーだけど優しいメロディで歌う曲のはじまりがいいですね。やっぱり森重作曲の曲はボーカルメロディが美しいっ。
[06]Don’t Stop Believing
歌謡ロック全開のキラーチューン。サビからはじまり、aメロ、bメロ全てがキャッチーですっ。聴いていて元気をもらえる曲っ。
DON`T STOP BELIEVING-ZIGGY
[07]928
ドラムから入る軽快なスピードナンバー。サビで突き抜けるようにキャッチーになるボーカルメロディがいいですっ。
[08]Meybe I’m A Fool
ヘビーなギターリフに乗るメロディアスなボーカルが印象的なミドルテンポの曲。メロディが臭くなりすぎず、ブルース感も適度に出しているところが好感もてますっ。
[09]Nervous Breakdown
暗い地下室で酒を飲みながらギターを弾いている そんなイメージの曲です。ヘビーで粘り気のあるブルーズロック。
[10]Drive Me Wild
ギターリフがカッコイイっ!ジギーのギターリフで3本の指に配流かっこよさっ。ダーティでワイルドな感じがたまんないっ。
[11]I’m Just A Rock’n Roller
弾けるようなノリのロックンロールナンバー。聴いててスカッとする前向きになれる曲ですっ。
[12]Don’t You Leave Me Alone
アコースティックバラード。真冬に吹く風のように口笛の音色が響き渡ります。切なく歌い上げるaメロからサビになった時の高揚感がいいですねッ。ストリングスの音がさらに切ない気分にさせます。