ハネるようなリズムでグルーブ感あるサウンド。チャッカ・チャッカという軽快なギターのカッティング。ファンクを聴くとエネルギーが湧いてくるし明るくなります。
体も自然とビートにあわせて動いちゃいます。ロックに共通する部分も多いから、ロック好きでファンクを聴いてみたい人って多いんじゃないですか?
でもどれから聴いていいのかわからない。いきなりコテコテのファンクも受け入れられるか心配。そんな方に比較的ロック寄りのファンクアルバムを紹介したいと思います。
Contents
ロック好きに優しいおすすめファンク初心者向け入門アルバム
それではさっそくロック寄りのファンクアルバムを紹介していきます。
[Blufunk Is a Fact!] キザイア・ジョーンズ (Keziah Jones)
キザイア・ジョーンズという名前からして凄そうな感じがしますよねっ。 黒人でギタリストでシンガーソングライターです。ギターを打楽器のようにして操り、熱いビートを紡ぎだすセンスがすごいですっ。
スラップと言われるテクを駆使して、ギターをパーカッション的にも使うのが彼独特の奏法。スラップを駆使したリフ作りのセンスとリズム感が抜群ですね。
特に【3】Rythm Is Love のようなアコースティックな雰囲気の曲でのギターのカッティングが渋いっ。とてもファーストアルバムとは思えない安定感と懐の深さを感じます。
このアルバムですが、ビート感なんかは割とロックに近いのでロック好きにオススメです。【4】Runawayのようにスピード感溢れる曲もカッコイイ。ファーストアルバムにしてファンクの名盤。
KEZIAH JONES Blufunk Is ☆☆☆!
これすげ~!ギターをドラム代わりにしちゃってる~。このセンスとリズム感にマジ感動ですっ。
Keziah Jones – Rhythm Is Love (Official Video)
ライブハウスでの演奏。3人でこれだけ厚い音を出せるなんてすごいっ!
[One Hot Minute] レッドホットチリペッパーズ(Red Hot Chili Peppers)
レッド・ホット・チリペッパーズ。通称レッチリですが、洋楽ロック好きなら知ってる人も多いでしょう。レッチリのアルバムの中では異色と言われているアルバムだけど、一番ハードロック色が濃くてヘビーなアルバムだと思います。
一つ一つのパーツはファンクしてても、一曲通して聴くとハードロックなんだよな。このアルバムからギターリストがジョン・フルシアンテからデイヴ・ナヴァロに変わったことも影響していると思います。ギターの音もすっごくヘビーですね。
ただハードロックっぽい曲ばかりではなく、前作の名盤フラッドシュガーセックスマジックの流れを引き継ぐような、どっしりと構えたファンクソングや生々しいアコースティックバラードもあります。
歌メロがかなりキャッチーになったのでファンク初心者にも聴きやすいアルバムだと思います。骨太感ある独特のグルーヴはこの人達しか出せない味ですね。
激しい演奏をバックに歌う浮遊感あるボーカルがいいっ!カッケー!
レッチリカラー全快のノリノリの曲。
[Fresh] スライ&ザ・ファミリー・ストーン(Sly & The Family Stone)
1973年に発表のスライ・ザ・ファミリーストーンの7枚目のアルバム。スライと言えばアルバム「Stand」が名盤とされてますけど、ちょっとファンクアルバムの入門としてはわかりにくさがあるのでこの「FRESH」にしました。
まずは飛び蹴りしてるジャケットがカッコイイ!このジャケット、インテリアになる〜っ。
音的にはソウルフルなんだけどどっかオシャレな感じ。そしてポップでキャッチーなメロディが聴きやすいです。ロック嫌いの彼女に聴かせても大丈夫な感じっ。
ギターはあまり目立たないけど、ビートはロックに近いものがありますね。ギターが目立たない分ベースは目立ってます。短めの曲が多いのも聴きやすくていいっ。
Sly and The Family Stone- In Time
さいごに
いかがでしたか?ロックもファンクも熱い音楽だということは変わりないですよっ。ぜひこの機会にファンクデビューしてみてくださいっ。
Amazon Prime Music ならハードロックやヘヴィメタルのアルバムが聴き放題ですよ。
興味のある人はこの記事をご覧ください。
https://atumori.biz/entry/2016/11/23/192748/